たまひよ

小児科医ママが教える!今日からやってみたくなる「ことば」がのびる「3つの力」の育て方【ママ友ドクター】

  • 発達専門の小児科医である西村佑美先生は、12歳の長男、8歳の長女、4歳の二男を育てるママでもあります。コロナ禍をきっかけに起業し“ママ友ドクター”としてSNSやオンラインスクール、コミュニティで、子どもの発達に悩む親をサポートしています。西村先生の短期連載がスタート。1回目は、子育て相談で最も多い「言葉の発達」について。先生自身、長男が1歳半のころに言葉の遅れなどに悩んだことがあるそうです。


    第1子長男の育児、2歳ごろになると言葉の遅れが気になり始めて・・・


    こんにちは!発達専門の小児科医・西村佑美です。毎日子育てに奮闘するママ・パパを応援するため、さまざまなヒントと私の経験をお伝えしています。

    いつ話し始めるのか、発語は順調か・・・、とくに乳幼児期は心配になりますよね。私も長男の言葉の遅れに悩んだ1人です。

    わが家の長男の場合、単語で話すことしかできない時期が長くて1歳半ごろからずっと悩んでいました。発語は生後10カ月でしたが、ほかの子のように文章で話せませんでした。3歳児健診のときも「あの子、話し方が赤ちゃんみたい!」とほかの3歳児に言われてしまい、落ち込みました。理解はしているようなのに、話しかけても目がそれて、そして最後まで聞いてくれず途方に暮れたことも。
    その後、専門医としてしっかり心理学的に立証された言葉の伸ばし方を学び、今では立派に口げんかができるほどになりました!
    言葉の発達には個人差がありますが、ゆっくりな子もそうでない子も、言葉を理解し話す力=「ことば」を伸ばせる方法が心理学の研究でわかっています。それはこれから紹介する「3つの力」をママ・パパが毎日少しずつ意識するだけ。ぜひ参考にしてください。

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